一生に一度の貴重な体験となることも多い結婚式。
たくさんのゲストを呼んで大規模な結婚式を開くのも素敵ですが、新郎新婦の二人で挙げる小さな式も人気を集めています。
本記事では二人だけで挙げる結婚式の種類から費用相場など、一般的な式との違いについてご紹介しましょう。
二人だけの結婚式の魅力とは
![](https://tiarange-tsukuba.com/blog/wp-content/uploads/2024/11/30041022_s.jpg)
「二人きりで行う結婚式は何だか寂しく感じる」というイメージのある方も多いですが、近年は身内のみで行う式などコンパクトなものが増えてきています。
二人だけで行う結婚式には、コンパクトであるがゆえの魅力が詰まっており、貴重な経験になること間違いないでしょう。
まずは二人だけで行う結婚式について、5つのメリットをご紹介します。
二人だけの時間を共有できる
大規模な結婚式になると、多くのゲストと一緒にわいわいとにぎやかな雰囲気を楽しめるのが魅力です。
長年顔を合わせずにいた遠方の友人などと会える貴重な機会にもなり、昔話に花が咲くのではないでしょうか。
これに対して二人だけで開く結婚式の場合、最初から最後まで二人で過ごすことになるため、貴重な時間の全てを新郎新婦で共有できるといったメリットがあります。
他のゲストに気を配る必要がないため、お互いのやりたいことを思う存分詰め込んだ式を作れるでしょう。
カメラマンなどに依頼して式の様子を撮影してもらうことで、二人きりの特別な写真を何枚も収められます。
また、指輪の交換や誓いの言葉など、お互いの事だけを考えてゆっくりと体験したい方にもおすすめです。
周りにじっくりと見られるのは緊張してしまうという方も、他人を気にせず心行くまで結婚式を楽しめます。
費用を抑えられる
結婚式には高額な費用が発生する場合も多いですが、そのうち多くの割合を占めるのがゲストの食事や引き出物です。
ゲストの人数が多くなればなるほど高額になりやすいため、少しでも費用を抑えた結婚式を検討している方におすすめです。
挙式だけでなく披露宴も行わない場合や、披露宴はカジュアルな形で別途行いたい場合などは、さらに費用を削減できます。
結婚式をより気軽に開けるよう、二人きりの式や内輪婚などに特化した結婚式場も増えてきています。
少人数だからこそできるプランが充実していることも多く、二人きりならではの楽しみ方ができるでしょう。
準備が簡単
結婚式には様々な準備が必要となるため、早い方では一年ほど前から計画を始める方もいます。
近年は共働きのカップルも増えているため、なかなか二人の時間が取れずに準備が進まないといった悩みを抱える方もいるでしょう。
ゲストをたくさん招いてひっきりなしに催しを行う式はその分多くの準備が必要となり、新郎新婦にとって負担となってしまう可能性があります。
日々忙しい生活を送っているカップルには、二人だけの結婚式を計画し、準備の時間を短く済ませるのがポイントです。
新郎新婦の二人が楽しめる式であれば良いため、手を抜くところは抜きながら、ゆったりと気楽に過ごせる式を作るのも良いでしょう。
反対にやりたいことをしっかりと詰め込めるのもメリットの一つであるため、計画にメリハリを持たせ、無理することなく準備を進めていくことが大切です。
自由に場所と日時を選べる
多くのゲストを招待する結婚式の場合、ゲストの予定を考慮し、参加しやすいタイミングで計画する必要があります。
仕事が忙しい人や遠方から来る人が多い結婚式の場合は、大型連休の利用も検討しなければなりません。
結婚式場としても予約が殺到しやすい時期となるため、他の日に比べて利用料金が高くなる可能性もあるでしょう。
これに対し二人だけの結婚式であれば、予定を合わせる必要があるのは新郎新婦の二人だけとなるため、日程の都合が付けやすいといったメリットがあります。
オンライン上で相談したり、家でできる準備は別途進めておいたりすることで、実際に仕事を休むのは結婚式当日だけで済む場合もあります。
有給休暇を使って平日やオフシーズンを狙えば、キャンペーン等でよりリーズナブルに式を挙げられる可能性も高まります。
自分たちの希望を反映できる
二人だけで結婚式を行うことの大きなメリットは、自分たちの希望を最大限に反映した式ができるという点にあります。
前例のないような催しを試してみたかったり、二人の趣味を最大限に活かした内装を選びたかったりする場合も、二人だけの結婚式ならば叶えやすいでしょう。
ゲストの準備にかける時間を削減できる分、希望を叶えるために準備時間を確保でき、よりこだわりが詰め込まれた世界に一つだけの式が完成します。
二人だけの結婚式の種類
![](https://tiarange-tsukuba.com/blog/wp-content/uploads/2024/11/30985104_s.jpg)
一言で結婚式といっても様々な種類があり、それぞれ雰囲気や行う催しが大きく異なります。
より二人の希望に合った式を挙げるためにも、それぞれの式の特徴をおさえておきましょう。
国内リゾート挙式
日本国内の様々なリゾート地において、豪華な式を挙げるのはいかがでしょうか。
二人きりということもあり、お互いの希望にしっかりと予算を投じられるのが魅力です。
通常であればなかなか訪れることのできないリゾート地も、結婚式という特別な機会に合わせ、思う存分楽しめるのではないでしょうか。
日本国内で代表的なリゾート地といえば、避暑地として有名な長野県の軽井沢や、沖縄県などがあります。
結婚式を挙げるカップルも多いため、様々なプランが用意されているところも多いでしょう。軽井沢ならば自然、沖縄県であれば海など、豊かな自然を活かした特別な式を挙げることも可能です。
また、ディズニーリゾート内で行う式やユニバーサル・スタジオ・ジャパン周辺のホテルで行う独自のプランが人気の式など、誰でも一度は憧れるスポットを選ぶのもおすすめです。
普段訪れるだけでも心躍るスポットであるだけに、結婚式ともなれば特別な一日になること間違いないでしょう。
海外挙式
海外のロケーションが美しいスポットにて結婚式を挙げ、そのまま新婚旅行へ出かけるのもおすすめです。
ハワイやグアムといった有名リゾート地を選ぶのも良いですし、海外の結婚式場を選んだり、観光名所を訪れたりするのも人気です。
日本国内では撮影できない特別な一枚を写真に収めることができ、貴重な思い出作りに役立ちます。
海外で挙式を行う際は、式の費用に加えて旅費が必要となるため、前々からしっかりと計画をしておくことが大切です。
せっかくならば現地の観光スポットを巡りながら、その土地の魅力を最大限に楽しみましょう。
神社や教会での結婚式
神社や教会などで行う結婚式は、専属のプランナーが一組一組のカップルに付き、独自のプランを計画してくれます。
和装に特化した神社での挙式、洋装に特化した教会での挙式と別れているところもあれば、同じ式場内で和洋どちらの式も対応している場合もあるため、希望に合わせて選ぶと良いでしょう。
国内には多くの結婚式場があり、自宅から近い場所を選ぶだけでなく、地元や観光スポットの近くなどを選びやすいといったメリットもあります。
神社や教会で行う結婚式の中には、二人だけの結婚式など少人数のプランに対応しているところも多いため、前例を見ながら計画を練ることができます。
どんな催しをして良いか分からない方や、後悔がないよう様々な催しを取り入れたい方なども、プランナーとマンツーマンで準備を進められるでしょう。
自宅や思い出の場所での挙式
結婚式といっても、必ず神社や教会で挙げなければならないわけではありません。
時には自宅、またある時には思い出の場所で、永遠の愛を誓い合うのも良いでしょう。
指輪の交換などの基本的な催しだけはチャペルで行い、あとはフォトウェディングで思い出を写真に残す方もたくさんいます。
自宅など式場ではない場所での挙式は、より自由度が高いのに加え、費用を大きく抑えることができる点もメリットといえます。
出産を控えており費用を抑えたい方や、新居の準備が迫っている方など、限られた予算内で満足のできる式を挙げたい方にもおすすめです。
関連記事:結婚式場の選び方とは?理想の式場を見つけるためのポイント
二人だけの結婚式の費用相場
![](https://tiarange-tsukuba.com/blog/wp-content/uploads/2024/11/26418026_s.jpg)
二人だけの結婚式を挙げる際は、多くのゲストを招く場合に比べて費用を抑えやすいというメリットがあります。
あらかじめ具体的な費用相場を確認して予算を決定することで、無理のない範囲でしっかりと希望を叶えられるでしょう。
挙式のみの場合
挙式のみの結婚式を想定している場合、具体的には以下のような点に費用が発生します。
- 挙式費用(式場使用料)
- 衣装やヘアメイク代
- 撮影やデータにかかる費用
これらを全て含んだ二人だけの結婚式は、10万円から20万円程度が費用相場であり、一般的な結婚式と比べて挑戦しやすいでしょう。
衣装を複数枚選ぶ場合や、データだけでなくアルバムなど形に残るアイテムを製作する場合などは、別途費用が上乗せになる可能性があります。
リゾートウェディングの場合
日本各地にあるリゾート地で結婚式を挙げる場合、挙式費用として10万円~20万円ほどの料金がかかり、ここに衣装やデータ代が追加されるケースが多く見られます。
衣装の数やデータの枚数によっても大幅に料金が異なりますが、全体で30万円程度を目安としておくと良いでしょう。
遠方の場合は交通費や宿泊費などを別途用意する必要があるため、事前に考慮しておかなければなりません。
海外のリゾートへ出向いて結婚式を挙げる場合、費用が相場から外れにくい日本に比べ、利用する式場によって料金が大きく異なる点に注意が必要です。
挙式費用は安いところで数万円、高いところで30万円と開きがあり、ここに衣装代やデータ代が加算されます。
海外の場合は交通費や宿泊費が高額になる場合が多いため、全てを加味すると100万円以上の費用が必要となる可能性があります。
結婚式を開く場所や時期を考慮し、予算オーバーにならないよう注意すると良いでしょう。
二人だけの結婚式のキャンセルについて
![](https://tiarange-tsukuba.com/blog/wp-content/uploads/2024/11/26512136_s.jpg)
二人だけの結婚式は新郎新婦のみの予定で動くことができるため、大掛かりなものと比べてキャンセルの心配が少ないといえるでしょう。
とはいえ急な体調不良など、やむを得ずキャンセルをしなければならない可能性もゼロではありません。
こういった場合は通常と同じくキャンセルポリシーに則ったペナルティが発生するため、必ず事前に確認しておきましょう。
キャンセル料の発生時期と金額
キャンセル料はキャンセルが決定した時期によって金額が異なるのが一般的です。
結婚式の日付に近ければ近いほどその金額は上がっていき、ドタキャンともなると式を挙げていなくても100%の料金を請求される可能性が高いでしょう。
以下はキャンセル料の発生時期と金額の目安です。具体的なタイミングは式場によって異なるため、キャンセルを考えていない場合であっても、必ず確認しておくことが大切です。
- 仮予約:ペナルティなし
- 本契約後:申し込み金のみ支払い
- 3ヶ月前:申し込み金に加え見積もりの20%を支払い
- 2ヶ月前:申し込み金に加え見積もりの50%を支払い
- 1ヶ月前:申し込み金に加え見積もりの80%を支払い
- 2週間前:申し込み金に加え見積もりの100%を支払い
よく不安に感じる方が多い点として、一般的な結婚式で招待したゲストが来られなくなった場合、一人ひとりにペナルティが発生することはありません。
しかし二人だけの結婚式はゲスト分の支払いがなく、そのほとんどが式場の利用料となるため、キャンセルがあると結婚式場は大きな打撃となってしまいます。
予約日に近ければ近いほど別の予約を入れることも難しくなるため、ペナルティの金額が大きくなることを覚えておきましょう。
理由によってはキャンセル料の減免や免除が検討されることも
一般的に結婚式をキャンセルする場合はどのような事情があっても何らかのペナルティが課せられると考えて良いでしょう。
しかし災害による被害を受けた地域に住んでいたり、身内に不幸があり祝い事に参加できなくなったりと、どうしても結婚式を開けない事情ができる可能性もゼロではありません。
時には新郎新婦が婚約を取りやめることとなり、結婚式そのものが白紙に戻ってしまう場合もあります。
こういったときは結婚式場と相談の上、キャンセル料が一部減免されたり、全額免除となったりする可能性があります。
あくまでも可能性であり、ペナルティの有無を判断するのは式場となりますが、一度相談する価値はあるでしょう。
基本的にクーリングオフの適用外
クーリングオフとは、「特定商取引法」に定められた6種類の取引において、一定期間内であれば契約を解除し返金が受けられるといった制度です。
訪問販売や電話での勧誘販売、習い事など長期的に発生する契約などが対象となりますが、結婚式は当てはまらないと考えて良いでしょう。
そのため結婚式のキャンセルでクーリングオフを利用することは難しく、キャンセルができたとしても契約書に記載のキャンセル料をしっかりと支払う必要があります。
先ほどは一例としてキャンセルのタイミングと支払いの割合についてご紹介しましたが、一部の結婚式場では仮予約であってもキャンセル料を設けています。
こうなると複数の式場を仮予約して比較検討することが難しくなるため、仮であっても契約書はしっかりと目を通しておきましょう。
二人だけの結婚式の注意点
![](https://tiarange-tsukuba.com/blog/wp-content/uploads/2024/11/26170850_s.jpg)
様々なメリットのある二人だけの結婚式ですが、唯一注意しておきたいのが「家族や友人の理解を得る」という点です。
周りが盛大な式を望んでいるにも関わらず、誰にも相談しないまま二人だけで結婚式を終えてしまうと、家族を中心にがっかりさせてしまう結果となるでしょう。
二人だけで結婚式をしたい理由を話し、必要に応じて別途披露宴を開くなど、みんなでしっかりとお祝いできる席を設けることも大切です。
両家のお父さん・お母さんの中には、我が子の結婚式に参加するという夢を持っている方も少なくないでしょう。
こういった希望も話し合ってみなければ分からないため、まずは一度結婚式について希望を出し合い、みんなが納得できる形を模索することをおすすめします。
つくばで二人だけの結婚式ならぜひティアランジェまで!
![](https://tiarange-tsukuba.com/blog/wp-content/uploads/2024/11/4c8a81ee194017eb4b9e14139fb255e1-1024x376.jpg)
広大な敷地を貸切って結婚式を開けると評判の結婚式場「ティアランジェ」。
チャペルや邸宅・ガーデンなど印象の異なるスポットを多く完備しており、新郎新婦の希望を最大限に叶えるお手伝いをさせていただきます。
また、ティアランジェでは「家族・親族婚」と題し、アットホームな雰囲気で和やかに開催したい方向けの結婚式プランを用意しています。
会場の貸切費用やコーディネート費用・衣装・料理など結婚式に必要な料金が一式含まれているため、希望するオプションを付けながら自分たちの希望に合う式を作り上げていけるでしょう。
もちろん大人数の式にも対応しており、あらゆるパターンの式に携わった経験があるからこそ、カップルごとに異なる希望を叶えやすいのが魅力です。
ティアランジェの魅力は何といってもその開放感あふれる式場であり、豊かな緑の中で特別な一日を過ごすことができます。
こじんまりと落ち着いた二人だけの結婚式をお考えの方は、ぜひティアランジェへご相談ください。
まとめ
二人だけの結婚式では、大勢のゲストを呼ぶ式ではできないような魅力が複数あり、かけがえのない思い出作りに役立ちます。
注意したいポイントを抑えながら、予算内で素敵な式を計画してみてはいかがでしょうか。